プログラム立案後に必ずチェックすべき2つのポイント

はじめに

理学療法プログラムは、立てて終わりではありません。ここからは、実習や臨床で一歩リードするために「バイザーへ報告する際のコツ」と「患者様へ提示するときの注意点」を解説します。

バイザー(指導者)に確認してもらうときの3大ステップ

バイザーに「これで合っていますか?」と丸投げで聞いてしまうのはNGです。以下のステップで報告すると、論理的で前向きな姿勢が伝わります。

① 結論から伝える(対象と目的)

「〇〇様のプログラムを立案しました。今回の目的は〇〇(例:安全な歩行獲得)です」と短く伝えます。

② リスク管理の根拠を示す

「血圧の変動リスクを考慮し、負荷量は〇〇に設定しています」など、なぜその内容にしたのか理由(エビデンス)を1つ添えます。

③ 自分の意見を添えて相談する

「私は〇〇だと考えたのですが、アドバイスをいただけますでしょうか」という聞き方をすると、バイザーも指導がしやすくなります。

患者様へプログラムを提示・実施するときの注意点

専門用語は一切使わない

「股関節の外転」ではなく「足を外側に広げる運動」など、中学生でもパッとイメージできる言葉に変換して伝えます。

目的と「メリット」をセットで話す

単に「この運動をやってください」ではなく、「この運動をすると、ベッドから立ち上がるときにフラつかなくなりますよ」と、日常生活の楽になる場面を伝えてモチベーションを高めます。

疲労度や痛みの確認を忘れない

実施中は「痛むところはありませんか?」「キツさは10段階でどれくらいですか?」とこまめに声をかけ、信頼関係を築きながら進めましょう。

📌 まとめ:信頼される理学療法士を目指して

素晴らしい理学療法プログラムを立案した後は、以下のポイントを意識して臨床や実習を進めましょう。

  • バイザー(指導者)への報告
    • 結論(目的)から話し、リスク管理の根拠と自分の意見をセットで相談する。
  • 患者様への提示と実施
    • 専門用語を使わずメリットを伝える。こまめな声かけで信頼関係を築く。

対象者様やバイザーと良好なコミュニケーションを取り、プログラムの効果を最大限に引き出していきましょう!

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